Betonlaboratriet Project, 2004

デンマーク サムソ島にて世界中の芸術家と共に長期滞在して、
コンクリート工場にて作品をつくるイベントに招聘されました。betonとはコンクリートの意味です。

掲載誌より
右下が僕です

http://www.betonlaboratoriet.dk/
参加したアーティストは以下の通りです。僕以外は皆、芸術家です。

Deltagende kunstnere:

Osamu Fujimori, arkitekt, Japan 僕です
Salah Saouli, billedkunstner, Tyskland  ドイツ
Bert Meinen, billedkunstner, Holland  オランダ
Bertine Bosch, billedkunstner, Holland オランダ
Mary Judge, billedkunstner/designer, USA アメリカ
Leena Kuutma, billedkunstner, Estland エストニア
Steen Rasmussen, billedkunstner,
デンマーク
DK Finn Have, billedkunstner, DK デンマーク
Ulla Enevoldsen, billedkunstner/designer, DK  デンマーク
Rie Toft, billedkunstner,  デンマーク
DK Ole F. Olsen, billedkunstner, デンマーク
DK Carsten Langkilde, billedkunstner, DK. デンマーク

幾つかの新聞にも取り上げられました。残念ながら取材中は現場には居なかったので文章のみです。
テレビの取材も受けましたが、ひどい英語だったため放映はされたか不明です。
思い出したくもありません。話す内容を準備しないとダメですね。

模型写真

僕は他の芸術家とは違って、鑑賞するアートというよりは島の人たちが集まって楽しむようなものをつくりたいと考えました。
他の芸術家に混ざって僕が呼ばれた理由も考えました。
コンクリート製の机と椅子、壁を組み合わせて野外バーのようなものを考えました。
これはイメージ模型です。僕の場合、模型がないと次に進めません。

滞在先は以前、僕が個展を行った場所です。
ネコがたくさんの子供を産んで大家族になっていました。
写真は親猫です。
子猫の一匹は、オランダ人の芸術家が連れて帰りました。

いつ来ても素晴らしい場所です。

この島に来ると、缶ビールを持ってこの場所に来ます。
かつての戦士だったバイキングのお墓です。

このイベントを撮影してくれた写真家のカーステンです。
かなり親しくなりました。高校で歴史を教えていた経緯があるため、
サムソ島のバイキング時代の歴史を教えてもらいました。

カーステンの車で、道具や材料を買いに島を巡りました。
かっこいい車です。僕はEUの自動車免許も持っていますが、慣れないので助手席が多いです。

作品の制作場であるコンクリート工場です。
背後は海です。

地元の小学校でしょうか、先生と生徒が授業で見学に来ました。
日本人を見るのは初めてでしょうか。
※Carsten Langkilde撮影

作品製作の前には図面を書いて検討しました。
建築と同じアプローチです。
※Carsten Langkilde撮影

検討中
※Carsten Langkilde撮影

もう周囲を気にせずに自分の世界です。
※Carsten Langkilde撮影


※Carsten Langkilde撮影

参加アーティストと小さな船で島を観光しました
※Carsten Langkilde撮影

船にてアザラシを見ています。
僕の右にいる女性(マリィ)はパーソンズというニューヨークの美術学校で教えています。日本人の教え子も多いそうです。
※Carsten Langkilde撮影

コンクリートを流し込んでいます。
※Carsten Langkilde撮影(左写真共)

昼食後には皆で談話しました。
デンマークの9月後半は日中は動けば寒くない季節ですが、
朝はコートを着ていました。
※Carsten Langkilde撮影(右写真共)

時にはスポンサーであるコンクリート会社の派遣スタッフによる講義を受けました。
制作していた工場の主の家でのパーティーもありました。
こういった時間は本当に楽しいです。
敬語も年齢の上下も国籍もなく、自由に意見を言って触れ合えるのはいいです。
※Carsten Langkilde撮影(右写真共)

オランダ人のアーティストの手伝いです。コンクリートを振動させています。
何度か感電しました。
※Carsten Langkilde撮影(右写真共)

色々と手伝ってもらいました。
※Carsten Langkilde撮影(右写真共)

コンクリートを流すための型枠を作っています。
※Carsten Langkilde撮影(左写真共)

参加アーティストの様子です。
上はスティーン、左写真中央は滞在先の建物のオーナーのリーです。ともにデンマーク人。
※Carsten Langkilde撮影(左写真共)


僕の作品です。最終的には島のどこかに配置する予定です。
※Carsten Langkilde撮影
椅子に座っている紳士は近くに別荘を持っているので、
庭に僕の作品を置きたいと言ってくれました。
彼の奥さんは、この上の写真で僕の左隣にいる方です。
彼女は僕の個展にも来てくれました。
ちなみに御夫婦の御自宅は島の南にある、写真右下のお城です。
羨ましいです。
※Carsten Langkilde撮影

※Carsten Langkilde撮影
エストニアから来たレナの作品です。
上海からの芸術家が来れなくなり、急遽彼女が来ました。自国の文化庁から推薦されたようです。

リーの作品です。彼女はデンマークでも有名な芸術家・陶芸家です。集中力と社交性をもった人格には影響を受けました。
デンマークの美術館で頻繁に展覧会を行っている画家、フィンの作品。
これは製作中です。

僕はこの作品が好きでした。(特に右)
風でコンクリートの逆三角形が揺れるんです。
流石だと思いました。オランダから車で来たバートの作品です。
彼は自国で、公共空間に置く大きな彫刻を創っているようです。